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東京スタディーツアーを実施しました!

更新日:2023年10月17日

(一財)地域・教育魅力化プラットフォームの委託を受け、さまざまな地域の高校生と東京都の高校生が繋がる「東京スタディーツアー」を開催いたしました!


今回のツアーは、「みらいハイスクール」という構想に向けた1歩目として、複数の地域や学校が連携し、越境をする中で、様々な価値観にふれ、高校生たちが未来づくりのアイデアや、行動を考えていくきっかけにするプログラムをデザインしました。


当日は北は北海道、南は九州から全国6地域の高校生と先生が参加し、東京の様々な場所をフィールドにし、新しい出会いと未来を考えるスタディーツアーとなりました。


ツアーの内容は、東京都の新渡戸文化高等学校の生徒が考えた「東京スタディーツアー」を参考に、23区や中野区、武蔵野大学を訪問するという内容です。

ツアーで大切にしているのは「東京の魅力(わくわく)6割、課題(ドキドキ)4割」。東京の魅力と課題をともに見ることで、未来に残したいもの・いらないもの・新しく創りたいものを考えていきます。


キラキラした側面だけではなく、今の課題にもしっかりと向き合うことで、自分の中にある「大切にしたいもの」に出会う。それは、どこの地域に住んでいようときっと未来につながるはずです。


初日はお台場にある「そなエリア」で首都直下型大地震のことを学び、防災をテーマに「はとバスナイトツアー」にのって都内名所も巡りました。


2日目は23区で第2位の人工密集地域である中野区でのフィールドワーク。商店街の会長さまにお話を伺い、「魅力ある街づくり」への取り組みについて話を聞きました。

また、その日は新渡戸文化中学校・高等学校の教室に泊まりました。いざという時に、学校に泊まったり、食事を用意したり。そんなことを考える防災体験になりました。



また、学校の近くの銭湯に行ったり、夜の学校の屋上では、新宿の夜景をみんなで鑑賞しました。



3日目は武蔵野大学を訪問。日本初の「サステナビリティ学科」を創設した大学で、「未来に残したもの」について考えます。


「越境」は、これまでにない出会いがあり、自分の中にはない風を感じることができます。そこでの出会いは、きっと何か新しい未来について考えることができるでしょう。


参加した生徒からは、

「自分が食べているものを、もう一度全て考え直してみたい」

「本当の豊かさとは何か、これからも考え続けていきたい」

「生まれる場所は選べないけれど、学ぶ場所は自分で選べると気づいた」

といった感想もありました。


大切なのはこの出会いを「きっかけ」にすること。この時感じた「新しい風」を大切に、未来につながるアクションが生まれるのを楽しみにしています。

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